日航機墜落事故から34年 70人が慰霊行事で使用の灯籠作り 藤岡
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
美谷島さん(中央)とともに灯籠にメッセージを書く子ども

 520人が亡くなった日本航空ジャンボ機墜落事故から34年を迎えるのを前に、遺族でつくる「8・12連絡会」や藤岡青年会議所のメンバー、藤岡市内の子どもや若者ら約70人は29日、群馬県の藤岡公民館で慰霊行事の時に使う灯籠を作った。事故を伝え続ける決意と安全への願いを込めた。

◎「二度と事故がおきませんように」
 和紙に「二度と事故がおきませんように」「平和」などのメッセージを書き、思い思いの絵を添えて灯籠の木枠に貼り付けた。遺族5人が県外から集まり、地元有志と交流しながら、灯籠を仕上げた。

 市内にキャンパスのある群馬医療福祉大1年の萩原瑞希さん(18)は遺族から事故当時の話を聞いて衝撃を受けたという。「当たり前の日常こそが幸せという言葉を聞いて涙が出た。自分が笑顔で生活できることのありがたさを実感した」と話していた。

 8・12連絡会事務局長の美谷島邦子さん(72)は「伝えることは事故を起こさないと誓うこと。安全のバトンを子どもたちに渡したい」と話した。

 灯籠は8月11日に上野村の神流川で行われる灯籠流しで使われる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事