ふるさと群馬「食」でPR 沼田高OB大学生3人
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「食で地元の魅力を売り込みたい」と意気込む(左から)本多寛道さん、芝崎さん、本多聖吾さん

 ふるさと群馬の魅力をフードトラックに乗せて発信したい―。沼田高OBの大学生3人が、東京都内で地元食材を使った飲食物の移動販売を目指している。第1弾は夏野菜をたっぷり入れたカレー。29日までクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。「ふるさとを離れ、良さに気付いた僕らだからこそ、できることがある」と話し、協力を呼び掛けている。

 3人は、片品村出身で明治大3年の芝崎文哉さん(21)と、ともにみなかみ町出身で立教大3年の本多聖吾さん(20)、日本大3年の本多寛道さん(20)。進学で上京したことで、豊かな自然や新鮮な農作物、人と人との親密さなど、地元ならではの魅力に気付いたという。

 それぞれ人口減対策が課題になっているふるさとを活気づけたいと意見を出し合い、食を通じた魅力発信を考えた。メールや会員制交流サイト(SNS)などコミュニケーションの手段が多様化する中で、顔と顔を合わせて気持ちをつなげたいとの思いを込め、チームを「Mind to Mind」と名付けた。

 都内を中心とした関東近郊にフードトラックで出店し、地元食材を使った料理を提供する予定だ。始動時メニューのカレーには活動に賛同してくれたみなかみと片品、昭和3町村の農家5、6軒からコメと野菜を仕入れることが決まった。

 活動の第一歩として、みなかみ町のたくみの里で6月28日に開かれたイベントに参加。カレーを振る舞ったり、自分たちでふるさとの人をインタビューした映像を流したりして手応えを感じた。7月15日には片品村の道の駅「尾瀬かたしな」に出店する。

 芝崎さんは「3人で地元を盛り上げたい。食だけでなく、すてきな活動をしている人を撮影した動画も合わせて紹介し、地域のことを知ってもらいたい」と話す。本多寛道さんは「同級生が刺激を受けたり、都会の学生が群馬へ来たり、同世代を巻き込む活動になればいい」と期待。将来は地元へ戻り、地方創生に携わりたいという本多聖吾さんは「人を呼び込むには魅力を発信することが重要」と力を込める。

 CFの目標額は26万円。CFサービス「Ready for」のサイト(https://readyfor.jp/projects/mindtomind1998)で受け付けている。

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