関越道で5人死傷 自動車運転処罰法違反容疑で運転の少年逮捕
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事故で大破した乗用車と横転したトラック(奥)=3日午前9時20分ごろ、高崎市北原町
事故で横転したトラックとつり上げられる乗用車(奥)

 3日午前5時ごろ、群馬県高崎市北原町の関越道上り線で、男女4人が乗った乗用車がトラックに追突、乗用車は大破し、トラックは横転した。乗用車の2人が死亡、計3人が重軽傷を負った。県警高速隊は同日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、乗用車を運転していた前橋市の建設作業員の少年(18)を逮捕した。同隊によると、少年は容疑を認めている。

◎同乗の男性ら車外に投げ出され死亡
 同隊によると、死亡したのは、ともに少年の同僚で建設作業員の男性(18)と、別の男性(20)。いずれも車外に投げ出されて頭や胸を強く打ち、その場で死亡が確認された。

 同乗していた女性(19)も車外に放出され、右足首を骨折するなど重傷。運転していた少年と、トラックを運転していたみなかみ町の会社員男性(57)はいずれも軽傷を負った。

 トラックは建築資材を埼玉県に搬送中だった。

 現場は片側2車線の直線道路。走行車線を走っていた乗用車の左前部と、前を走るトラックの右後部が衝突したとみられる。トラックは弾みで右側の中央分離帯に接触して横転。乗用車は追突の衝撃で屋根がはがれ、道路左側のガードレールにめり込むようにして止まった。

◎現場には部品などが散乱、走行速度が焦点か
 捜査関係者によると、走行車線には、車両の金属部分などによって路面がえぐられるように削れる「ガウジ痕」があった。同隊は、事故当時の乗用車の走行速度などを調べている。

 事故現場では実況見分が行われ、同隊が関係者から事情を聴き、事故当時の状況を調べていた。100メートル以上にわたって乗用車の部品やガラスの破片、かばんなどの所持品が散乱。ガードレールは大きく曲がり、事故時の衝撃の大きさを物語っていた。

 現場は関越道駒寄スマートインターチェンジ(IC)―前橋ICの中間付近。事故により、上り線の渋川伊香保IC―前橋IC間は午前11時までの約6時間、通行止めとなった。

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