女子の水着60着消える みどりの小学校 桐生署が窃盗容疑で捜査
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 群馬県みどり市内の小学校1校で女子児童の水着約60着がなくなっていたことが5日、同校への取材で分かった。五つの学年で一斉に紛失しており、同校は何者かに盗まれた可能性が高いとして群馬県警桐生署に被害届を提出した。同署が窃盗事件として調べている。

◎計10学級で紛失 センサーによる異常は確認されず
 同校によると、3日午前8時40分ごろ、水泳の授業の準備をしていた3年生の女子児童数人が水着がなくなっていることに気付いた。他の学年でも同様の紛失があったことから、放課後に教職員が確認したところ、2~6年の計10学級で紛失が判明した。

 いずれも教室のロッカーに入れたり、廊下のフックに下げたりした水泳バッグから、水着だけがなくなっていた。同日に水泳の授業が予定されていたのは3学級のみだが、忘れないようにあらかじめ持参して教室に置いておく児童が多かったという。

 同校は放課後、日直の教諭と教頭が校内を見回っているが不審な点には気付かなかった。校内に設置されたセンサーでは夜間を含め異常は確認されておらず、校舎の窓ガラスなどにも異常はなかった。

 同校は、今後は施錠した教室で水着を一括管理し、戸締まりを徹底するといった再発防止策をまとめ、担任とスクールカウンセラーが児童の心のケアに当たる方針を決めた。当面は、学校指定以外の水着着用を認めるという。

 同校の校長(56)は「非常に不愉快で強い憤りを感じる。被害に遭った児童や保護者には申し訳ない。子どもの心のケアを最優先に進めたい」と話した。

 同校は4日に全校集会を開いて児童に状況を説明。5日に保護者会を開いて経緯を報告した。被害に遭った女子児童の母親は「何でこんなことをするのか分からず気持ちが悪い。早く犯人が捕まってほしい」と不安そうに話した。

 市教委は4日、市内の全小中学校に、施錠できる教室などで水着を保管するよう通知した。

 同署によると、近くの小学校などで類似の被害は確認されていない。同署が防犯カメラの映像解析などを進めている。

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