「人生楽しむ」誓う 髪失った女性がウエディングドレス 前橋
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自分に宛てた誓いの手紙を読む参加メンバー

 髪を失った女性がありのままの自分を受け入れ、幸せになることを誓う「マイ セレモニー プロジェクト」が18日、前橋市小相木町の結婚式場で開かれた。脱毛症や抜毛ばつもう症の女性5人がウエディングドレス姿で登場し、「自分の人生を楽しむ」などと、自分への誓いの手紙を読んだ。

 ウイッグ(かつら)を着けずにヘアメークを施し、思い思いのウエディングドレスを着て、緊張した表情でチャペルに現れた5人。自分と向き合ってしたためた手紙を読む際は、言葉に詰まったり、涙を流したりする場面もあった。

 生まれつき髪の毛の薄い「乏毛ぼうもう症」とされるmeme(メメ)さん(32)=東京都=は、当事者と家族の会を立ち上げて活動しているが、普段はウイッグを着用し、周囲に病気のことを告げていない。そんな二面性を変えたいと、参加を決めた。「殻を破り、堂々と活動を話せる自分になりたい」と誓った。

 髪を失った女性のための団体「アルペシア スタイル プロジェクト ジャパン」(桐生市)が主催した。「ありのままの自分」をかけがえのないパートナーと位置付けて、自分自身を幸せにすることを誓ってもらう目的。

 この日の様子は後日、動画配信する。同団体の共同代表で、自身の多発性脱毛症をきっかけに、髪を失った女性のためのヘッドスカーフを企画販売する角田真住さん(41)=伊勢崎市=は、「きらきらした姿に、見る人も勇気づけられたら」と話した。

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