離陸前点検は異常なし 東邦航空社長 上野村のヘリ墜落
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事故機が墜落した藤沢橋を訪れた宇田川社長(右から2人目)=10日午前10時50分ごろ、上野村乙母

 群馬県上野村乙母おともでヘリコプターが墜落し搭乗者4人全員が死亡した事故で、離陸前の点検で機体に異常がなかったことが10日、運行元の東邦航空への取材で分かった。年1回行うことが義務付けられている耐空証明検査を5月に受け、事故当日の点検でも問題や不具合は確認されなかった。現場には同日、同社の宇田川雅之社長が訪れ、上毛新聞の取材に対し、「損傷がひどく、今までにない事故。気象不良や障害物との衝突もなく、原因がはっきりしない」と述べた。

 現場に花を手向けた宇田川社長は「操縦していた北川一郎キャプテンは信頼が厚く、整備士の杉山勝彦君は物資輸送など一緒に仕事もした。滝沢俊太君、池田裕太君も会社の将来を託していく人材だったので、非常につらい」と沈痛な面持ちを浮かべた。

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