手足口病患者数が最多 1医療機関当たり18.02人
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 乳幼児に多い夏風邪として知られる手足口病について、群馬県内では7月29日~8月4日の1医療機関当たりの患者数が18.02となったことが6日、分かった。1986年の統計開始以降で過去最高の水準が続いている。

 県衛生環境研究所によると、保健所単位の地域で最も多かったのは安中の37.50で、富岡が34.50、前橋が24.38と続いた。最も少なかった館林でも6.60となり、県内全域で警報基準の5を超えている。

 今年は7月初めごろから患者数が急増した。同月1~7日には4・83と警報基準値に迫り、県は同17日に警報を発令(現在も継続中)した。同22~28日には26・41へと大幅に増加し、これまでの最高だった2000年7月の17・82を超えている。

 全国では患者数の増加が例年より早い5月下旬ごろから始まった。県内は遅れて流行し始めたが、現在は全国の水準を大きく上回っている。

 同研究所の担当者は「前の週より報告数は減ったものの、例年の2倍もの水準で推移している。しばらくは注意が必要だ」としている。

◎手洗い、うがい徹底を

 手足口病は、口の中や手のひら、足などに小さな水ぶくれ状の発疹が現れ、発熱を伴うこともある。せきやくしゃみ、接触などを通じてウイルスが感染する。幼稚園や保育園での集団感染には特に注意が必要となる。

 他の感染症と同様に、予防には手洗いやうがいの徹底が基本とされる。県衛生環境研究所は、せっけんを使って丁寧に手を洗うことを推奨している。また、プールなどでタオルの共用は避け、症状がある場合は、人の多い場所への外出は控えた方がいいという。

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