内部点検20%未完了 幼稚園・小中高校ブロック塀 県内
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 大阪北部地震で小学校のブロック塀が崩れ女児が死亡した事故を受け、群馬県教委は6日、県内の小中学校や高校、幼稚園などで進めている安全対策状況(4月1日時点)を公表した。全631校の20.0%に当たる126校では、目視で安全を確認しているものの、塀の内部の安全点検が未完了だった。

 文部科学省の全国調査に伴い、昨年6月時点でブロック塀があった公立学校336校を調査した。

 県教委によると、126校はいずれも目視点検のみで、内部の強度は調べていなかった。内部点検は専門家に依頼する必要があり、費用負担がネックとなっているとみられる。所在地は高崎市が63校で最も多く、太田市16校、伊勢崎市13校と続いた。

 点検の結果、安全性に問題のあるとされた塀が残るのは130校。このうち本年度中に対策を完了予定なのは75校にとどまった。

 このほか点検や改修によって安全を確保したのは19校。塀を撤去したのは61校だった。

 県教委は県立学校の対策を順次進めるとともに、市町村に対して国の補助制度活用を助言するなど支援していく。

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