《日航機事故34年》「教訓を次代に」 12日夜 慰霊の園で追悼式
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ろうそくに火をともし、犠牲者の冥福を祈る遺族ら=12日午後6時45分ごろ、上野村・慰霊の園

 乗客乗員520人の犠牲者を出した1985年の日航ジャンボ機墜落事故から34年となった12日、群馬県上野村楢原の「慰霊の園」で追悼慰霊式が営まれ、遺族や関係者が犠牲者の冥福を祈った。墜落現場の「御巣鷹の尾根」には早朝から80家族、276人が慰霊登山し、空の安全や公共交通機関の事故防止を願った。

 午後6時から行われた式典には遺族172人を含む計268人が参列。上野小の児童が育てたマリーゴールドが並ぶ中、参列者は慰霊塔の前に白い菊を献花し、犠牲者の霊を慰めた。式典で、公益財団法人「慰霊の園」の理事長を務める黒沢八郎・上野村長は「昭和から平成、令和になり、上野村でも世代交代が進みつつあるが、事故当時を知る村民は数多くいる。事故の戒めを末代まで伝え、空の安全を世界に発信する使命を深く胸に刻む」と述べた。

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