前橋で住宅火災 焼け跡から2人の遺体 県警 放火容疑で長男逮捕
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炎を上げて燃える住宅(読者提供)=12日午後10時10分ごろ、前橋市青梨子町

 12日午後9時45分ごろ、前橋市青梨子町の男性(67)方から出火し、木造2階建て住宅約130平方メートルを全焼した。焼け跡からは身元不明の2人の遺体が見つかった。群馬県警前橋署は13日、現住建造物等放火の疑いで、男性の長男で住人の無職の男(32)を逮捕した。この家に住む男性の妻(68)と、妻の兄(71)の2人と連絡が取れないことから、同署は遺体の身元確認を急ぐとともに、動機などを調べている。

 逮捕容疑は12日午後9時半ごろ、衣類などに火を付けて自宅に放火し、全焼させた疑い。

 県警によると、男は容疑を認めており、「台所のガスコンロでチラシに火を付け、その火で1階の和室内の洋服に放火した」などと供述しているという。男にけがはなかった。

 同署によると、この家には男と男性の妻、妻の兄の3人が暮らしていた。男性は別の場所に住んでいる。

 通報を受けて同署員が駆け付けた際、敷地内にいた男が、自宅に火を付けたことをほのめかしたという。同署は13日午前9時から現場を実況見分し、出火場所などを詳しく調べた。

 焼けた破片が自宅に当たる音で異変に気付いたという男性(53)は「一面が火に包まれ、火の粉が激しく上がっていた。身の危険を感じた」と話した。

 近所の住民らによると、男は以前、近くの墓石を倒して回るトラブルを起こしたことがあったという。「あいさつをしても目も合わせてくれなかった」との声もあった。

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