《あの夏 20代記者が伝える戦争》父の戦死 3度の告知
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戦争の悲惨さを伝え続ける木村さん

 終戦の夏から74年を迎えた。戦争体験者の高齢化が進み、生の声を記録する機会は失われていくばかりだ。20代の記者3人が戦争遺児や自身の祖父、元兵士を取材し、貴重な証言に耳を傾けた。

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◎太田・戦争を語り継ぐ会会員・木村久子さん(82)
 「戦争は誰もが傷付く」「絶対に起こしちゃいけないよ」。今年4月に開設された太田市平和祈念館(同市下浜田町)。夏休み中に訪れた親子が、祈念館を運営する「戦争を語り継ぐ会」(新島敏明代表)の会員の言葉に聞き入っていた。

■遺品展示や解説
 会は戦争遺児を中心につくられ、遺品などの展示と解説を通じて戦争の悲惨さを伝える。一角には軍服やゲートルが置かれている。来館者の着用を手助けしていた木村久子さん(82)=同市小舞木町=は「二度と子どもたちがこういうものを身に着けることがないようにしてほしい」と話す。

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