浅間山 警戒レベル2に 活動低調で引き下げ 山頂2キロ圏は注意
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 群馬県と長野県にまたがる浅間山について、気象庁は19日、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げた。8日以降新たな噴火はなく、火山活動が低調に推移していると判断した。山頂から約2キロの範囲では引き続き大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けている。

 浅間山は7日夜に小規模噴火し、噴火警戒レベルが「活火山であることに留意」の1から3に引き上げられた。マグマの噴出を伴わない「水蒸気噴火」とみられ、群馬県側で降灰もあった。

 気象庁によると、19日までに新たなマグマの上昇を示す地殻変動はなく、火山性地震や火山ガス(二酸化硫黄)の放出量もやや少ない状態で、山頂火口から約2キロを超えて影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったと判断した。

 また気象庁は19日、浅間山の警戒レベル判定基準を改定した。山体の膨張など火山活動の高まりを示す変化がある中で起きた小規模噴火は従来通りレベル3とする一方、今回のように変化が見られない状態での小規模噴火は2とする。

 火口から4キロ圏内にあり、立ち入りが規制されていた長野原町営浅間園(嬬恋村鎌原)は、レベル引き下げにより規制が2キロに緩和されたため、20日に営業を再開する。同園敷地内のキャンプ場も、今後の再開に向けて準備を進めている。

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