浅間山がまた噴火 7日以来もごく小規模 警戒レベル2は継続
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噴火直後とみられる浅間山の監視カメラ画像=25日午後7時29分(前橋地方気象台提供)

 25日午後7時28分ごろ、浅間山(群馬、長野県)で噴火が発生した。噴火は7日以来。気象庁は山頂火口から約2キロの範囲で、飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けた。噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)を継続する。

 噴煙は灰白色で、火口から約600メートルの高さまで上がった。7日の小規模噴火よりは小さく、山頂の東側約4キロでわずかな降灰が確認された。監視カメラでは噴石は確認されていない。同庁は引き続き同程度の噴火が発生する可能性を考慮し、火山活動の推移を注意深くみていくとしている。

 群馬県嬬恋村は災害警戒本部を設置し、状況を確認。長野原町も職員が現地を訪れるなどしたが、いずれも噴火による被害は確認されていないという。吾妻広域消防本部によると、25日午後11時までに、噴火に伴う119番通報や出動要請はない。嬬恋村の熊川栄村長は「被害が確認されず良かった。気を緩めず警戒を続けていく」としている。

 浅間山は7日夜に小規模噴火し、噴火警戒レベルが「活火山であることに留意」の1から「入山規制」の3に引き上げられた。マグマの噴出を伴わない「水蒸気噴火」とみられ、本県側で降灰もあった。その後、新たなマグマの上昇を示す地殻変動などがなく、山頂火口から約2キロを超えて影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったとして、19日に噴火警戒レベルを2に引き下げていた。

 火口から約4キロの高峰高原ホテル(長野県小諸市)によると、音や振動はなく、見た目にも異常は確認できないという。

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