共同出荷や直売所視察 JA邑楽館林でラオス元首相
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特産のキュウリを手に意見を交わす(右から)ブッパーヴァン元首相と江森組合長

 ラオスのブアソーン・ブッパーヴァン元首相(65)を含むラオス国立経済研究所の関係者ら10人が30日、JA邑楽館林(館林市赤生田町、江森富夫組合長)を視察した。共同出荷場や直売所で協同組合の仕組みを学び、農業が主力の母国経済の振興策の参考にした。

 一行は、共同出荷場で野菜を全国輸送する流通網の管理や、青果を持ち込んだ2日後に農家へ支払う決済システムを視察。同JAの農産物直売所「ぽんぽこ」(同市楠町)では集荷や販売手数料といった仕組みの解説を受け、小規模生産者の経営を支える直売所のメリットに理解を深めた。

 31日に帰国する。同研究所の所長を務めるブッパーヴァン元首相は、ラオスでは就労者の7割が農業に携わっているとし、「自給自足の農業から、ビジネスに転換できる合理的な方法を学べた。政策に生かせる有意義な視察だ」と述べた。

 ブッパーヴァン氏は2006年6月~10年12月に首相を務めた。日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所が視察を企画した。

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