旅館兼自宅で父親刺す 殺人未遂の疑いで息子逮捕 沼田署
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 1日午前0時20分ごろ、群馬県みなかみ町猿ケ京温泉の旅館で、「男性が頭と首から出血している」と消防から110番通報があった。沼田署員が駆け付けたところ、この旅館を営む男性(59)が血を流しているのを発見した。同署は殺人未遂の疑いで、その場にいた同居の息子で旅館業手伝いの男(34)を逮捕した。男性は複数箇所を刺されて重傷を負ったが、命に別条はないという。

◎仲の良い親子 平穏な土地でなぜ
 逮捕容疑は、同日午前0時10分ごろ、旅館兼自宅で男性の頭や首、腹などを刃物で刺し、殺そうとした疑い。「間違いない」と容疑を認めている。

 同署などによると、男性は男と2人暮らし。当時、宿泊に訪れた親族4人が2階にいて、物音に気付いて1階に下りたところ、男性と、衣服に血が付いた男がいたという。親族が119番通報した。

 同署が動機など事件の経緯を調べている。

 現場は国道17号沿いで、温泉街の入り口付近。前日の31日には近くで「赤谷湖上花火大会」が開かれ、観光客らでにぎわっていた。

 周辺で旅館を営む男性は「この辺りはとても平穏な土地。救急車のサイレンの音で起きて何だろうと思ったが、まさか事件とは」と驚いた様子。別の女性は「親子で仲良さそうにしていたのを見たことがあり、トラブルは聞いたことがない」と話した。

 近くにいた観光客の男性は「遊びに来た場所で、殺人未遂事件が起きるなんて怖い」と不安そうな表情を浮かべていた。

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