「永遠に感謝」 ニカラグア野球U-18選手団 甘楽中生徒と交流
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生徒たちに感謝を伝える選手団=11日、甘楽中

 台風15号の影響で足止めされ、群馬県甘楽町が善意で受け入れている野球のU-18のニカラグア選手団27人が11日、甘楽中を訪れ、全校生徒330人と一緒に給食を食べるなどして交流を深めた。期せずして巡り合った異国からの来訪者を、生徒たちは温かく歓待。選手団は「日本人は世界のとても良いお手本。祖国に持ち帰り、永遠に感謝する」とした。

◎野球部練習に参加 群馬ダイヤモンドペガサスも訪問
 選手団は正午前後に到着し、学校の説明を受けてから全校生徒が待っている食堂へ。ハイタッチをしながら席に座り、野菜や魚、ごはんなど、生徒たちと同じメニューを頬張った。

 町は東京五輪・パラリンピックでニカラグアのホストタウンとなっている。2年の飯塚美月さんは、上毛新聞「みんなのひろば」欄(8月11日付)に「最初はニカラグアがどこにあるか分からなかった。調べて場所や良さを知りたい。仲良くなりたい」などと書いた投稿が掲載された。選手団の突然の訪問に「普段関わらない人が身近に来てくれて興味深い。交流したい」と目を輝かせた。

 選手団長のエベル・ロペスさん(42)は「日本の発展の理由が、皆さんが勉強やスポーツを頑張っているからだと分かった」などとあいさつ、日本語で「アリガトウ」と締めくくった。

 キャプテンのグスタボ・アラナさん(18)が「将来の日本のリーダーたちの前に立てて驚いている。人生の目標を持ってそれに向かって進み、決してあきらめないでほしい」と話すと、大きな拍手が起こった。

 選手団は甘楽中野球部の練習に参加したり、群馬ダイヤモンドペガサスを訪問したりした。12日早朝に町を出発し、成田空港から午後の便で帰途に就く。

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