前橋ゆかりの作家50人が企画展 来年2月開催へあすから協力展 中之沢美術館
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企画展について話し合う今井委員長(左)と住友館長

 前橋市ゆかりの作家が主導する企画展「前橋の美術2020 トナリのビジュツ」(実行委員会主催、上毛新聞社など共催)が、来年2月からの開催に向けて準備が進められている。アーツ前橋(同市千代田町)をメイン会場に、市内計12カ所で協力企画展を開催。連動プロジェクトとして学校や福祉施設で作家が出前指導を行う。第1弾の協力企画展「森の中の美術展XX」が15日、同市粕川町の中之沢美術館で始まる。

 企画展は2月8日~3月15日に展開する。2017年に続き2度目の開催で、テーマは「人と人とのつながり」。今井充俊実行委員長(62)は「展覧会で培われたつながりは次に向けた始まり。活動の積み重ねが文化を形成するはずだ」と力を込める。

 アーツ前橋では実行委が選抜した幅広いジャンルの作家50人が作品を展示する予定。このうち30人は今回新たに選ばれた。実行委メンバーでアーツ前橋館長の住友文彦さん(48)は「作家だけでなく実行委メンバーも半数が入れ替わっている。つながりを大事にするからこそ、新しい人を加えて新陳代謝を良くしたい」と説明する。

 市内にあるギャラリーと私設美術館の計12施設では、企画展と連携した協力企画展を開催する。

 出前指導は、地域支援事業プロジェクト「アートゆい」として展開する。市内の学校や福祉施設、病院などへ作家が出向く。部活動の支援をはじめ、福祉施設の入所者と共に美術活動を行ったり、職員に指導方法を提案したりする。

 住友さんは「美術専門の教員がいない学校もあると聞いている。出前の要望や関心を持っている人にはぜひ企画展会場に足を運んでもらい、直接作家と会うきっかけにもしてほしい」と来場を呼び掛ける。

 「森の中の美術展XX」は11月24日まで。午前11時~午後4時。土日曜と祝日のみ開館。一般500円、小中学生300円。問い合わせは同館(電話027・285・2880)へ。

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