国へワクチンを要望 埼玉の豚コレラ発生を受け渋川市が防疫会議
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渋川市役所で開かれた防疫会議

 埼玉県秩父市の養豚場で豚コレラが発生したことを受け、群馬県渋川市は14日、市役所で家畜伝染病防疫会議を開いた。市幹部のほか、JAの担当者や市内の養豚農家ら計18人が追加対策を協議。国にワクチン接種と接種後の流通制限の解除を要望することを決めた。

◎「事態切迫 迅速に対応したい」
 高木勉市長は「隣県で発生し、事態は切迫している。意見を聞き、迅速に対応したい」と呼び掛けた。JA北群渋川養豚部の山崎誉平たかへい副部長は「早期にワクチンを打てる状況をつくってほしい。打った後の流通制限の解除も必要だ」と強調。JA赤城たちばな養豚協議会の森田幸裕会長は「ワクチンの増産を要望してほしい」と訴えた。

 市は既に、農場への野生イノシシ進入を防ぐ電牧柵でんぼくさくや金網柵の設置に関わる費用の補助を行っている。円滑な工事のため、市内の建設業者に協力を要請する声も上がった。

 市は現在、国と群馬県と協調した進入防止柵の設置補助費を追加した補正予算案を市議会9月定例会に提出している。高木市長は予算の早期成立への協力を申し入れ、石倉一夫市議会議長は前倒し審議を準備すると応じた。

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