日韓友好 願いフリーハグ 伊勢崎の桑原さんの動画 再生140万回
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ソウルの反日集会会場で、目隠しをした桑原さんがフリーハグをする動画の一場面=8月
フリーハグ活動をしている桑原さん=4月、本人提供

 日韓関係が冷え込む中、ソウルの反日集会の会場で日本人男性が通り掛かりの韓国人と抱擁を交わす「フリーハグ」の動画が大きな反響を呼んでいる。フリーハグを企画したのは8年前から活動を続ける群馬県伊勢崎市の桑原功一さん(34)。複数のSNSに掲載した動画は計140万回以上再生されている。「韓国人は日本人を嫌っているわけではない。偏見を少しでも取り除ければいい」と話している。

◎自ら目隠ししメッセージ 50人と抱擁
 桑原さんは8月24日、ソウルの光化門広場であった反日集会の脇でフリーハグを企画した。目隠しをして手を広げ、「日本には日韓友好を願う多くの市民がいます」などと書いたメッセージボードを掲示。どんな反応を示されるか不安はあったが、集会に参加した人を含めて約50人が抱擁に応じた。「ありがとう」「あなたは勇気のある人だ」などと声を掛けられた。

 大学卒業後、フィリピンの語学学校で多くの韓国人と交流したのを機に、2011年からアジア各地で平和のためのフリーハグを展開。今年6月には「世界五大陸でフリーハグ」を企画してクラウドファンディングで資金を募り、その1回目がソウルでの活動だった。

 「ハグでは何の解決にもならない」などと否定的なコメントも数多く寄せられているが、「反応してくれるだけでもありがたい」と受け止める。「政治的な問題の解決が目的ではない。もっと多くの人に動画を見てもらい、それぞれ感じ取ってほしい」と語った。

 動画はユーチューブ(https://www.youtube.com/user/FreeHugsforPeace01)などで見ることができる。

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