浜川運動公園をテニスの聖地に 「清水善造メモリアルコート」
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清水善造メモリアルテニスコートの完成予想図

 群馬県高崎市は浜川運動公園に整備しているテニスコート(同市井出町)の名称を「清水善造メモリアルテニスコート」にする。コートは全21面と県内最大規模で、全国でもトップクラス。同市出身で1920(大正9)年に日本人で初めてウィンブルドン選手権に出場した名選手の名前を冠することで、市はテニスの聖地にしたい考え。本年度中に工事を終え、来年6月ごろのオープンを目指す。

◎全国トップクラスのコート 子どもたちの憧れの場所に
 27日の市議会本会議でコートの名称や利用料金についての関係条例改正案が可決される見通し。整備地は市ソフトボール場第1球場「宇津木スタジアム」の南側で、面積は約2.5ヘクタール。コートは樹脂で舗装したセミハードコートで、都内の有明コロシアムと同じ仕様だ。色は全米オープンのコートと同じく内側が青、外側は緑となる。

 大会の決勝を行うメインコートには約1000人が観戦できる仮設スタンドと芝生席を設ける。準決勝などを行うコート4面分にナイター照明を設置するほか、長さ約100メートルの2階観覧デッキを整備する。

 2階建てのクラブハウスにはウィンブルドンで活躍する清水のプレー写真や大会プログラム、英字新聞、手紙など、親族が市に寄贈した史料を展示するコーナーを設ける予定。親族は清水の名が後世に残ることを喜んでいるという。

 市の担当者は「清水は日本人のフェアプレー精神を世界に示した人物で、市の誇り。名称は子どもたちの憧れの場所になるよう願いを込めた」としている。

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