新聞ロール紙 筆に勢い 伊勢崎商高 書道部パフォーマンス
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
新聞用紙を使って書道パフォーマンスの練習をする部員

 床に広げた特大の紙に、手拍子や踊りを交えながら筆を走らせる書道パフォーマンス。その練習に、新聞を印刷するための紙(新聞用紙)が活躍している。伊勢崎商業高書道部は、同じ伊勢崎市内にある上毛新聞印刷センターから残紙を譲り受け、練習に活用。27、28日に開かれる同校文化祭で、創立100周年を記念したパフォーマンスを披露する。

 新聞用紙はロール状になっており、1本のサイズは幅1.6メートル、長さは18キロに及ぶ。同センターによると、新聞を印刷するため1日に40本前後を使うが、1本当たり200メートル近い残紙が出るという。通常はリサイクルに回しているが、有効活用と地域貢献を兼ね、3年ほど前から同部が必要なときに無償提供している。

 書道パフォーマンスは縦4メートル、横6メートルの紙を使うのが一般的。専用の紙は高額のため、以前は古新聞をつなぎ合わせて練習していたという。1作品につき50枚以上の新聞を並べて貼るため、準備も大変だ。新聞用紙なら、6メートルの長さに切ったものを縦に3枚並べるだけで使える。

 同部顧問の東江美保教諭(32)は「スムーズに準備できるので、練習回数を増やせる。とても助かっている」と感謝する。

 同校文化祭「華城祭」は2年に1度の開催で、書道部員26人が3グループに分かれて書道パフォーマンスを披露する。うち1作品は同じく創立100周年を迎えた愛知商業高(愛知県)と合同で行う。

 部長の渡辺真穂さん(3年)は「100周年の縁でコラボできるのは光栄。伝統と歴史をつないでいけるよう、チームワークで表現したい」と話した。

 書道パフォーマンスは28日午後1時半から。問い合わせは同校(?0270-25-4551)へ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事