外国人だけで営業に挑戦 焼肉きんぐ前橋店で初の取り組み  
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にこやかに接客する外国人従業員

 全国で「焼肉きんぐ」224店舗を運営する物語コーポレーション(愛知県豊橋市、加治幸夫社長)は4日、前橋店(前橋市元総社町)を外国人アルバイト20人のみで営業した。同社初の試みで、インドネシアやベトナムなど5カ国の外国人が接客や調理、会計などの全ての業務を担った。

◎外国人店員が全業務
 
 同店は従業員に占める外国人比率が45%と同社店舗の中で最も高いことから、中村莉子店長(22)が外国人だけでの店舗運営をバイトリーダーでインドネシア人男性のリコ・フェブリアンさん(21)に提案。リコさんが同僚に呼び掛けて実現した。

 この日は午後5時の開店と同時に客が入り、従業員は笑顔でフロアを行き来した。友達と来店した高崎市箕郷町の関咲音さん(18)は「日本人の接客と変わらない。丁寧で笑顔が多いので話しやすい」と話し、食事を楽しんだ。

 リコさんは2016年に来日。NIPPON文化学院(前橋市表町)で日本語を1年半学び、ホテルへの就職を目標にNIPPONおもてなし専門学校(同市大手町)に通っている。同店では昨年3月から働いている。中村店長の提案に言葉の不安もあったとするが、「アルバイト仲間みんなで接客で自信をつけたい」と挑戦した。

 中村店長はリコさんについて、周囲の声を拾いながら現場をまとめており「責任感がある」と評価する。

 同社は今回の取り組みが会社全体に良い影響を及ぼすと評価。今後他店への展開も検討するという。「外国人も日本人と同じ貴重な戦力。国籍に関係なく従業員を評価したい」と話した。

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