台風19号 週末接近 前橋まつり中止に 県内イベント影響相次ぐ
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 台風19号が今週末にも群馬県を含む東日本に接近することを受け、県内では3連休に予定されていたイベントの中止や延期が相次いでいる。接近に伴う風雨で準備に支障が出たり、イベント参加者がけがをしたりする事態を避けるため、早めの判断が目立つ。開催の可否を直前に判断するイベントも多いことから、台風の進路次第ではさらに影響が拡大しそうだ。

◎記念式典やウオークラリー 施設臨時休館も
 12、13の両日に予定されていた前橋市の秋の風物詩「前橋まつり」の実施委員会は9日、緊急対策会議で両日の全日程を中止すると決めた。担当者は「残念だが、来場者の安全確保を考えて判断した」と話した。

 国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」(草津町)にあった懲罰施設の様子を伝える重監房資料館は13日に前橋市で予定していた開館5周年記念式典を中止。県立観音山ファミリーパーク(高崎市)で12日開催予定の「ファミリーウオークラリー」も中止となった。

 三菱電機群馬製作所(太田市)は12日の「ふれあいフェスティバル」を断念。創立60周年で力を入れて準備してきたが、担当者は「節目を盛り上げたかったが、風でテントが飛ぶことが心配」と肩を落とした。

 新田ボランティア連絡協議会は12日に同市新田福祉総合センターで予定した「ふれあい祭」の中止を決めた。秋葉憲子会長は「ボランティアは災害被災地の支援にも携わる。自分が被災しないように気を付けなければ」と話した。同市民文化祭も12、13日の行事は中止や延期となる。

 このほか、12、13の両日に予定されていた前橋市のがん啓発イベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019ぐんま」、沼田市の「ぬまた市産業展示即売会」が中止。みどり市笠懸町では11~14日の「ひまわりの花畑まつり」、玉村八幡宮では12日の「灯籠宵まつり」、吉岡町では13日の「よしおかふるさと祭り」の中止が決まった。

 藤岡市は工芸体験施設「土と火の里公園」を12日は臨時休館にするほか、13日に市総合学習センターで予定していた「市民活動フェスティバル」の開催を見合わせる。上野村では12日の紙芝居やサイクリングイベントがともに11月に延期となった。

◎高崎問屋町の輸入車ショーも中止
 日本自動車販売協会連合会県支部と上毛新聞社は9日、台風19号の接近に伴う来場者の安全を考慮して、12、13の両日、高崎市問屋町のビエント高崎で開催予定だった「ぐんま輸入車ショー2019」の中止を決めた。

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