《八ツ場新時代》ダム湖の利用 水面を観光の起爆剤に
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
不動大橋から眺めたダム湖のイメージ(国土交通省提供)

 緑の山々に囲まれた、面積約3平方キロメートルの水面みなもを水陸両用バスや観光船、カヌーが行き交う―。八ツ場ダム完成後に姿を現すダム湖のイメージだ。観光資源として高いポテンシャルがあるとみて地元の期待は膨らんでいる。

■水陸両用のバスを目玉に
 群馬県長野原町が水没地区と議論を重ねた結果、具体的な利用策として、水陸両用バスと観光船の運航、カヌーやカヤック、SUPの貸し出し、バンジージャンプといったアクティビティー(遊び)が決定。ダム湖利用について検討する「八ツ場ダム貯水池水面利用協議会」(会長・萩原睦男町長)が今年3月、町、国、県、消防、警察、地元住民をメンバーに発足し、利用ルールや安全対策などについて話し合っている。

 目玉となるのは、観光船と県内初となる水陸両用バスだ。船は道の駅「八ツ場ふるさと館」近くに整備される水辺公園の浮桟橋を発着点に秋から春にかけて運航される。バスは春から秋にかけてで、車体にはだんご相撲や旧役場庁舎、川原湯温泉の奇祭「湯かけ祭り」など水没5地区を象徴するデザインをあしらう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事