往時の写真や設計図 荒船風穴・春秋館で発見 下仁田
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 世界文化遺産、荒船風穴(群馬県下仁田町)が操業していた際の事務所「春秋館」で見つかった資料を紹介する企画展「新発見展―荒船風穴経営母体の姿」が11月30日まで、町歴史館で開かれている。春秋館が果たした役割や風穴との関わりを示す写真や文書、設計図など約60点を紹介する=写真

 春秋館経営者、庭屋静太郎を高山社(藤岡市)で養蚕について教える「授業師」に任命した文書や、昨年6月に見つかった風穴の蚕種貯蔵所全景を描いた油絵の複製、実際には採用されなかった2号風穴の設計図検討案などが並ぶ。

 風穴そばの連絡事務所「番舎」を建設作業する大正時代の写真も公開。町歴史館の秋池武館長は「番舎から1号風穴へ行く動線などが新たに分かった。貴重な資料をぜひ見てほしい」と話す。

 世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の登録5周年を記念した事業「シルク博in富岡」のサテライト会場として開催。午前9時~午後4時半。入館料200円。19日午後1時半から、町公民館で秋池町歴史館長による講演会を開く。問い合わせは同館(電話0274-82-5345)へ。

 なお、台風19号による土砂崩れで、荒船風穴へ向かう県道下仁田浅科線の一部が通行止めのため、風穴は見学を中止している。

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