浸水、土砂流入の被災地 災害ごみ予想以上
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災害ごみを仮置き場に持ち込む住民=15日午後1時ごろ、太田市牛沢町

 浸水や土砂災害のあった地域で家具や電化製品など大量の廃棄物(災害ごみ)が発生し、住民や自治体が対応に追われている。

 浸水被害の目立った群馬県太田市沢野地区では被災した住民らがボランティアの手を借りながら、災害ごみを仮置き場に運び出している。水を含んだ畳やたんすなど重いごみも目立つ。60代男性は「ごみは予想以上の量。気温が上がると、においや虫も心配」と話した。

 嬬恋村では増水した吾妻川の影響で、住宅への被害が発生した田代、大笹地区で災害ごみが出ている。村は業者に依頼して回収し、西吾妻環境衛生センターで処理している。

 神流町では同町尾附のクリーンセンター手前の道路が崩落したため、メインの搬入ルートが使用できず、可燃ごみは藤岡市清掃センターに処理を委託した。

 桐生市は、同市を含む両毛地域の6市との大規模災害時相互応援協定に基づき、関係自治体からの要請に応じて市清掃センターで災害廃棄物を受け入れる態勢を整えている。

◎大雨二次災害を警戒避難情報早期に発令 国交省
 台風19号の二次災害を防ぐため、国土交通省は18日までに、「避難勧告」などの避難情報の発令基準を暫定的に引き下げ、状況に応じて早期に発令するよう各都道府県を通じて市町村に通知した。これにより、県内でも大雨注意報の時点で「避難準備・高齢者等避難開始」が発令される場合がある。

 19日にかけて全国的に雨が予想されることを受けての措置。富岡市は24時間態勢で警戒や情報収集に当たっている。

 前橋地方気象台は「19日に大雨警報を発表する可能性は低い」と見る。同日午後6時までの24時間降水量は多いところで60ミリと予想している。

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