環境守る3R推進の全国功労表彰 藤岡工業高校に最高賞
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受賞を喜ぶ(左から)富岡教諭、斎藤さん、間渕さん=30日、藤岡工業高

 リデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)の3R推進に取り組む全国の個人・団体を表彰する功労者表彰で、群馬県藤岡市の藤岡工業高校(久保田満校長)が、最高賞の内閣総理大臣賞に選ばれた。同賞の受賞は群馬県で初めて。同校の生徒は「びっくり」「協力していただいた方々に感謝したい」と喜びの声を上げている。

◎先輩から受け継がれる環境活動 これからも地域と共に
 全国の消費者団体などでつくるリデュース・リユース・リサイクル推進協議会(東京都千代田区)が主催。本年度は全国から86件が推薦された。「個人・グループ・学校」「事業所・地方公共団体等」の両分野の内閣総理大臣賞と、各大臣賞10件、同協議会長賞28件の計40件が受賞した。表彰式は29日、都内で行われた。

 10年以上前から環境活動に取り組む同校は、2016年から8テーマで取り組む「藤工環境活動プロジェクト」を開始した。廃食用油を校内や地域で集め、市内のバイオマス発電事業者に提供し、エネルギーの有効利用に貢献。廃電線を太田市内の障害者の就労支援施設に提供し、廃電線から銅を取り出すリサイクル活動に協力するなど多彩な活動を展開している。

 生徒会長の間渕颯さん(17)=3年=は「生徒みんなの環境問題への意識が高まった。活動を続けた先輩や先生方、ご協力いただいた地域の方々に感謝したい」、2年から多分野で活動に取り組む斎藤涼太さん(18)=3年=は「最高賞をいただけるとは思わず、驚いた。環境化学を学ぶ大学へ進みたい」と話した。

 同プロジェクト担当の富岡賢洋教諭(59)は「循環型社会を実現するため、生徒たちが体験や活動を社会で役立ててほしい」と期待した。

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