映画「影踏み」都内でプレミア先行上映 舞台に俳優陣そろい踏み
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山崎さん(中央)ら出演者と篠原監督(右)=東京・テアトル新宿

 全編を群馬県で撮影した横山秀夫さん原作の映画「影踏み」(篠原哲雄監督)のプレミア先行上映会が31日、東京都内で開かれた。主演した歌手の山崎まさよしさんは舞台あいさつで「素晴らしい作品に関われて光栄。今日は楽しんでほしい」と呼び掛けた。8日から群馬県内6館で先行上映が始まり、15日に全国公開される。

◎製作のきっかけに23年前の映画、当時との変化に魅力感じて
 舞台あいさつには主演の山崎さんをはじめ、尾野真千子さんや北村匠海さん、滝藤賢一さん、大竹しのぶさんら豪華俳優が顔をそろえた。山崎さんは「14年ぶりの主演だったが、皆さんが心地よい雰囲気をつくってくれた」と共演者に感謝を述べた。北村さんは「大きな愛に包まれた映画。実際に見て優しい涙が流れた」と明かした。

 「クライマーズ・ハイ」をはじめ横山さんの映像化作品に複数出演している滝藤さんは、「登場人物それぞれにドラマがあり、重厚に描かれている」と作品の印象を話した。

 山崎さん演じる主人公が泥棒であることから、「共演者から盗みたいもの」について質問が及び、大竹さんが「(北村)匠海くんの若さ」と冗談交じりに答えて会場を沸かせる場面もあった。

 出演者とともに登壇した篠原監督は、中之条町を拠点に撮影された映画「月とキャベツ」(1996年)が映画化と関係していることに触れ、「私も山崎さんも23年分の変化があり、違った魅力が表れている。前作と同じ劇場で上映することができてうれしい」と感慨深そうに話した。

 深夜に寝静まった民家に忍び込み、盗みを働く「ノビ師」が主人公。撮影は県内6市町で行われた。群馬発の映画であることから、上毛新聞社は創刊130周年記念事業の一環として製作委員会に参画している。

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