高商大附高 男性教諭を懲戒解雇 LINEで女生徒に不適切送信
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 群馬県の高崎商科大附属高(高崎市大橋町)で8~9月、30代の男性教諭が同校の女子生徒ら3人に対し、わいせつな行為に誘うなどの不適切なメッセージを無料通信アプリ「LINE(ライン)」で複数回送信していたとして、同校が懲戒解雇処分としていたことが7日、分かった。同校は事実関係を認め「完全なセクハラ行為だった」として、教諭が担任していたクラス保護者説明会を同日開き、謝罪した。

◎別の教諭の謹慎処分 判明したばかり
 学校関係者によると、被害に遭ったのは女子生徒2人と既に学校を退学した元女子生徒1人の計3人。教諭は女子生徒に対し、ラインで「遊びに来ないか」「隣からあえぎ声が聞こえる」といったメッセージを複数回送信した。肉体関係を求めるような趣旨のメッセージもあったという。

 被害を受けた生徒の関係者によると、生徒は「ホテルに誘われた」などと深く傷ついた様子で相談してきたという。被害生徒を知る生徒は「先生がやることじゃない。許せない」と憤る。

 教諭について、別の生徒は「気に入った女子生徒にいつも話し掛けていた。やっぱりか、という感じ。被害に遭った生徒のことを思えば、なぜ学校は気付いてくれなかったのかと思う」と話した。

 同校によると、10月25日に被害に遭った生徒の友人から相談を受け、問題を把握。男性教諭はわいせつなメッセージの送信について認めており、「たがが外れてしまった。申し訳ない」などと話したという。

 同校はその後、私立学校を所管する県学事法制課に報告。30日に懲戒委員会を開き、処分を決めた。問題について文書で全保護者に通知した上で、クラス保護者に説明し謝罪した。

 同校を巡っては、40代男性教諭が10月21日の授業中に男子生徒に体罰行為をしたとして無期限の自宅謹慎処分となった。保護者会に参加した父親は、メッセージ内容など詳細の説明はなかったとした上で「(相次ぐ不祥事に)大変驚いている。子どもたちが安全に学校に行ける環境を整えてほしい」と話した。

 上毛新聞の取材に、同校は「被害に遭われた生徒、保護者に大変申し訳ない。生徒の心のケアに努めるとともに、体罰行為を含め、学校を一から見直していきたい」としている。

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