紅葉 よそ見で注意散漫に? バイク行楽中の事故 10~11月に集中
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過去5年間の月別のバイク事故件数と死者数(群馬県警交通企画課まとめ)

 群馬県内で過去5年間にバイクの絡んだ事故は10、11両月に集中していることが、県警のまとめで分かった。紅葉などの景色に気を取られた可能性があるという。県警は、秋の行楽シーズンでバイクのツーリングが増えることから、山間地域のパトロールや取り締まりを強化し、事故防止へ注意喚起も促している。

◎白バイ隊員 山間部に配置
 県警交通企画課によると、2014~18年にバイクが関係した事故の月別発生件数は、最多が10月の400件だった。11月は368件、5月357件と続き、過ごしやすい気候で、新緑や紅葉が見頃の季節に事故が多発している。死者数は11月が10人と最も多く、5月9人、6月6人などだった。

 県警は本年度、管内に山間部や観光地を抱える渋川署や長野原署に白バイを新たに投入するなど計9署に配置した。県内外からツーリングのライダーが多く訪れる土日祝日は、人気の観光地でのパトロールや速度超過などの取り締まりを強化し、事故抑止に取り組んでいる。

 同課は、紅葉の季節で、景色に気を取られた一瞬が大事故につながる可能性があると指摘。車のドライバーが対向するバイクとの距離を見誤りやすいとも説明する。「速度を出しすぎず、カーブで減速したり、周囲の状況を確認しながら安全運転してほしい」と呼び掛けている。

 今年(1~9月)は、バイクが絡んだ事故が474件発生。死者は7人に上り、8、9月にはツーリング中のライダーの死亡事故が相次いだ。より過失が重いか、けがの程度が軽い「第一当事者」を年齢別でみると、50代以上が全体の46.2%(66人)を占めており、中高年ライダーへの注意も促している。

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