命日に渋沢栄一しのぶ 埼玉・深谷で銅像に献花や特別給食
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渋沢栄一の銅像にキクの花を手向ける参列者=JR深谷駅前
渋沢にちなんだ給食をおいしそうに食べる児童=深谷八基小

 新一万円札の顔に決まった実業家、渋沢栄一(1840~1931年)の命日の11日、出身地の埼玉県深谷市で渋沢をしのぶ行事が催された。JR深谷駅前の銅像で献花式が行われたほか、市内の小中学校では渋沢にちなんだ献立の給食を提供。世間の関心が高まる中、多くの市民が改めて郷土の偉人に思いをはせた。

 献花式は渋沢を顕彰する竜門社深谷支部が毎年命日に合わせて開催。例年は100人前後の市民が集まるが、今年は県内外から2倍近い約190人が参列した。蚕と生糸の産地だった群馬県南部と埼玉県北部は「上武絹の道エリア」として交流があり、群馬県伊勢崎市の新井智市議会議長も参加した。

 同市内の公立全29小中学校は、渋沢が好んだ郷土食「煮ぼうとう」をはじめ特別メニューの給食を初めて実施。各校の栄養士が一緒に考え、東京都内の旧宅にあるステンドグラスをイメージしたキッシュ、フランス視察に向かう船中で飲んだコーヒー(給食はミルクコーヒー)、地場産野菜のサラダなどに決めた。

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