東毛地域の理容店で盗難相次ぐ 5市町14店 手口類似 同一犯か
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群馬県内理容店の窃盗被害(県理容生活衛生同業組合調べ)

 群馬県内の理容店で、現金やレジが盗まれるなどの被害が多発していることが15日、関係者への取材で分かった。14日深夜から15日未明にかけては、伊勢崎市内の2店が連続して狙われた。10月下旬以降、少なくとも5市町で計14店に被害があった。被害届を受理した県警は手口の類似性などから同一犯の可能性もあるとみて、窃盗事件として捜査している。

◎現金被害は計70万円以上か
 関係者によると、被害が確認されているのは高崎、桐生、伊勢崎、太田、邑楽の各市町の理髪店。いずれも深夜に出入り口や窓のガラスを割って侵入されたとみられる。

 レジを壊されて現金が奪われていたり、レジそのものが盗まれたりしていた。ハサミやバッグが盗まれたケースもあった。いずれも住居を併設した店舗が狙われ、現金の被害総額は少なくとも計70万円以上とみられている。

 2日にレジが盗まれた伊勢崎市の50代男性店主は「手際が良く、侵入から1分もたたないで逃げていった。許せない」と憤る。翌3日には太田市の70代男性店主も被害に遭った。男性は「居住スペースにも入られた。けががなかっただけ良かった」と話し、防犯対策を見直しているという。

 県理容生活衛生同業組合の今泉森夫理事長は「家族経営で懸命に営業している店ばかりが狙われ、大変悪質」とし、県内12支部と情報を共有して警戒を呼び掛けている。

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