豚コレラワクチン接種の豚肉 安全性と味を再確認 養豚農家ら企画
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豚肉を味わい安全性を再確認したバーベキュー

 豚コレラ(CSF)の感染予防ワクチンを接種した豚肉を味わう「豚をまるごと一頭食べよう~CSFワクチン豚をいちはやく食べてみよう~」が1日、群馬県高崎市の神社境内で開かれた。藤岡市内の養豚農家をはじめ関係者ら約50人がバーベキューで安全性を再確認した。

 豚コレラに関する情報や豚肉の安全性について理解を深めてもらう狙い。同市内で約千頭の豚を飼育する堀越ファーム社長の堀越勝徳さん(41)ら有志が、県や市の担当者らを招いて実施した。

 県によるワクチン接種は10月27日から藤岡市内の5農家から始まり、現在も進められている。埼玉県本庄市の養豚場で豚コレラ感染が確認されたことを受け、同月から一時、群馬県内でも搬出制限区域が設定されたが、11月22日までに県内全域で解除された。

 今回会場で販売された豚肉は堀越ファームの農場で接種を受け、出荷された。堀越さんが1頭分約60キロを買い戻して用意した。

 冒頭、全国各地で殺処分を受けた豚への思いを込め神職による鎮魂祭を実施。その後、参加者はバラやモモ、ヒレなど好みの肉を購入して炭火で焼いた。音楽の演奏が響く中、「いい香り」「おいしい」と話しながら味わった。

 堀越さんは「目の前で味わっていただく機会をつくりたかった。もしワクチン接種した豚を食べることに不安を感じる人がいれば、安全性についてぜひ説明したい」と話した。

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