県内の死亡事故 1日まで5日連続 県警 巡回車増やし摘発強化へ
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死亡事故を防ごうと、県警は10日まで「冬の県民交通安全運動」を実施。ドライバーにチラシを配布するなどして注意を呼び掛けている。(写真は1日に行われた安中署管内の啓発活動)

 師走を迎え、群馬県内で交通死亡事故が多発している。11月27日~今月1日は死亡事故が5日連続して発生した。過去10年で5日連続の発生は2010年8月以来という。歯止めをかけるため、群馬県警は冬の県民交通安全運動(1~10日)に合わせ、朝夕のパトロール車両台数を増やすなど街頭活動を強化する。

◎10月まで低水準 日の入り早い11月から急増
 県警交通企画課によると、27、28の両日には単独の事故でそれぞれ50代の男性が死亡。29日はトラックと衝突した車の女性(70)が亡くなり、30日は車にはねられた男性(73)が死亡した。1日は関越道下り線を逆走した男性(80)が亡くなり、計5人が犠牲となった。うち65歳以上の高齢者が3人で、朝と夕方の時間帯に発生が多かった。

 今年10月までは月別の死者数が0~6人と低水準で推移し、3月以降は前年(64人)を下回るペースだったが、11月は10人へと急増。今月1日までに54人が亡くなり、前年同期と並んだ。65歳以上の高齢者が全体の53.7%(29人)を占めている。

 県警はこの時期、日の入りが早いため歩行者や自転車の事故が増えやすくなると指摘。忘年会シーズンにより飲酒運転への警戒も強める必要があるとして、覆面パトカーを投入するなど通常よりもパトロールの車両台数を増やし、事故予防や悪質な運転の摘発を強化する。

 さらに、年末で気ぜわしくなることや、街頭のイルミネーションへのよそ見運転にも注意が必要。ドライバーに対し、同課は「早めにライトを点灯し、運転に集中してほしい」と呼び掛ける。また、夜間の死亡事故で大半の歩行者が反射材を身に着けていない現状があるとして、「明るい服装や反射材を身に着けて、ドライバーに存在を早く認識してもらえるように心掛けてほしい」としている。

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