伊勢崎でアパートから出火 女性の遺体 窃盗捜査の警官が通報
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3階左端の室内の一部が焼損したアパート=5日午後0時半ごろ、伊勢崎市長沼町

 5日午前11時15分ごろ、伊勢崎市長沼町の男性会社役員(49)方から出火し、鉄骨3階建てアパート3階の1室のトイレや浴室、台所など計約20平方メートルを焼いた。焼け跡から女性の遺体が見つかった。

 群馬県警伊勢崎署によると、男性は出火当時、仕事のため不在だった。男性の知人の女性(45)=高崎市=と連絡が取れなくなっており、同署は遺体がこの女性とみて身元の特定を急いでいる。

 女性を巡っては、10月に藤岡市内で発生した窃盗事件に関与した疑いがあるとして、藤岡署が捜査していた。男性方が立ち回り先であることが判明したため、同日の出火直前、同署員5人がアパートを訪問した。男性方の玄関インターホンを鳴らし、応答がないまま待機していたところ、施錠されていたドアの隙間から黒煙が出てきたことに気付き、119番通報した。

 遺体はトイレ内で発見された。近くにはストーブの燃料缶があり、栓が開いたままの状態になっていたという。

 署員は訪問時、警察であることを明かしていなかったという。事件捜査の手続きなどについて、同署の兵藤義之署長は「(女性の)身元確認中と聞いており、容疑者本人かを特定したわけではないが、適正な捜査を行っていたと考えている」とコメントした。

 伊勢崎署が詳しい出火原因などを調べている。

 アパートに住む50代の男性は「火災発生時は不在にしていたが、最近も物音などの変わった様子はなかった」と話していた。

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