表参道から世界へ 新たな挑戦 桐生の焙煎士・岩野さんが開業
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「表参道を拠点に世界に羽ばたきたい」と話す岩野さん(中央)と両親

 「HORIZON LABO」(ホライズン・ラボ)のブランド名で自家焙煎ばいせんしたコーヒー豆を販売している岩野響さん(17)=桐生市小曽根町=が14日、東京・表参道に自身の店を開業する。岩野さんは「リラックスできたり、自分と向き合ったりできる『コーヒーのある暮らし』の豊かさを世界へ伝えるため新たな挑戦をしたい」と目を輝かせる。父の開人さん(41)と母の久美子さん(39)のアパレルブランド「HAMON」の服も販売する。

◎理想の豆 3種類を用意
 岩野さんは発達障害と付き合いながら、2017年4月に自宅近くで自家焙煎した豆の販売を始めた。優れた味覚と嗅覚で選び焙煎した豆が評判を呼び、全国から客が殺到。周辺に渋滞を引き起こすため4カ月で店を閉じ、通信販売に切り替えた。米ニューヨークのファッションショーやモナコのレストランでコーヒーを振る舞うなど世界へと活躍の場を広げている。

 コーヒーのある暮らしの豊かさを直接伝えたいと、流行の発信地、表参道で再び実店舗の開業を決めた。

 店では岩野さんが理想とする「生活の中でまったりと味わう、深くて甘いコーヒー」のほか、「回帰と執着」などの思いを表現する期間限定など3種類の豆を販売する。

 店はガラス張りで内装は白で統一。岩野さんが撮影した写真、来年2月にパリコレクションに出展予定で桐生絹織の布も使った「HAMON」のドレスやセットアップなどが店内を彩る。ディスプレーを毎月変え、何度訪れても刺激的な店にしていくという。

 13日、関係者約200人を招いたパーティーが開かれ、岩野さんがネルドリップで心を込めてコーヒーを振る舞った。

 営業は毎月10~20日の正午~午後7時。HAMONの服は1月から販売。コーヒー豆は「HORIZON LABO」のホームページ(https://www.horizon-labo.com/)でも購入できる。

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