ながら運転厳罰化から1カ月 前年同月比で8割減と効果大きく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 携帯電話やスマートフォンで通話や操作をしながら車を運転する「ながら運転」を厳罰化する改正道交法が昨年12月1日に施行され、群馬県内で同月末までに「携帯電話使用等」の違反で摘発した件数は413件と、前年同月から約8割減ったことが10日、県警のまとめで分かった。県警は「厳罰化されたことが周知され、ながら運転を控えるドライバーが増えた可能性がある」とみている。

◎施行前月比でも大幅減
 県警交通指導課によると、2019年12月の摘発件数は、18年12月(1885件)の21.9%へと激減した。改正法施行直前の19年11月(1209件)と比べても、34.2%と大幅に減少した。

 前年同月比だけでなく、施行直前からも大幅に摘発件数が減少していることから、ながら運転自体が減ったとみられる。

 施行後の摘発では全413件が、運転中に携帯電話での通話や画面を注視する違反(保持)。より悪質性の高い、通話や注視により交通の危険を生じさせる違反(交通の危険)はゼロだった。

 県警は白バイやパトカーでの違反取り締まりを実施しているほか、街頭に警察官が立って、ながら運転の抑止に努めている。

 同課は、厳罰化に伴い一定の抑止効果があったと捉えている一方、「事故の減少に向けて、引き続き取り締まりに力を入れたい」としている。

 改正道交法では携帯電話使用等の「保持」の違反点数が1点から3点に、「交通の危険」では2点から6点にそれぞれ引き上げられた。

 「保持」の反則金は、普通車が6000円から1万8000円などに引き上げられた。「交通の危険」は反則金の対象外で、「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」が科せられる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事