備品流用で懲戒免職 富岡総合病院の職員 被害届出す方針
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 備品を私的に流用したとして、群馬県の公立富岡総合病院(富岡市)を運営する富岡地域医療企業団は24日、同病院業務課の50代男性職員を懲戒免職処分とした。パソコンをネットオークションで転売したケースもあったという。141万円余りの被害を確認したといい、富岡署に被害届を出す方針。

◎51回721点の不正 「だんだん罪悪感 薄れた」
 企業団によると、2015年7月~19年11月ごろ、タブレット端末や歩数計を転売したり、ドライブレコーダーや接着剤、ボールペンを持ち帰ったりした。本来は2台発注すべきパソコンを3台仕入れ、1台を転売することもあったという。計51回、721点の不正を確かめたとする。

 男性職員は企業団に「一部はオークションに出したが、自宅で使った物も多い。だんだん罪悪感が薄れた」と話し、弁済の意思を示しているという。企業団が同年12月に伝票を確かめた際に不審な点を発見、本格的に調査した。

 企業団は病院長を訓告とするなど管理監督者3人も処分した。佐藤尚文企業長は「信頼を裏切る行為で誠に遺憾。深くおわびする。再発防止に努めたい」とコメントした。

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