谷川岳遭難の中3男子を無事保護 雪洞で一夜 自力で下山途中
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 群馬県みなかみ町湯桧曽の谷川岳天神平スキー場近くで11日に、自然の雪山を滑るバックカントリー中に中学3年の男子生徒(15)が行方不明になった遭難事故で、群馬県警沼田署は12日、現場から約1.6キロ離れた登山道で生徒を保護した。目立ったけがはなく、命に別条はない。報道で遭難を知ったボランティアのスノーボード客が滑りながら捜し、生徒を発見した。

 同署によると、発見したのは埼玉県富士見市の男性(44)と前橋市の男性(37)の2人。ゲレンデと反対側の斜面にスノーボードが落ちていることに気付き、近くで雪洞や足跡を見つけた。足跡をたどり、午後0時半ごろ、自力で下山途中の生徒を発見した。

 上毛新聞の取材に対し、生徒の父親は「地元の人が『絶対に生きている』と励ましてくれた。捜す人にも危険のある斜面。感謝しかない」と涙ぐんだ。生徒は「怖くはなかったが大ごとになってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい」と話した。

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