停電で臨時休館に 前橋市民文化会館 完全復旧はめど立たず
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停電で急きょ開かれたロビーコンサート

 前橋市の昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)で15日夜、電源装置の不具合による停電が発生した。16日の朝も復旧の見通しが立たなかったため、全館臨時休館とした。停電は同日午後4時ごろ、仮設電源の確保により解消されたものの、完全復旧の見通しは立っていない。

◎公演予定の市民吹奏楽団が急きょロビーコンサート
 停電は前橋市民吹奏楽団定期演奏会のリハーサルが行われていた15日午後7時半ごろに発生した。一時的に中断したものの、同ホールの非常用電源を使うことで継続できたという。すぐに電気設備業者が復旧作業をしたが、16日午前8時までに復旧の見通しが立たず、全館臨時休館とした。

 同日は大ホール(1200席)で同吹奏楽団による定期演奏会、小ホール(600席)ではあさひ幼稚園(同市東片貝町)の遊戯会が予定されていた。

 同吹奏楽団スタッフによると、定期演奏会は会員制交流サイト(SNS)などで中止を発信したものの、知らずに訪れるファンらに配慮して1階ロビーでの「無料コンサート」に変更して開催した。ロビーに椅子が並べられ、約300人がクラシックや「宇宙戦艦ヤマト」「踊る大捜査線」などの演奏に聞き入った。

 あさひ幼稚園に対しては、近日中に遊戯会ができる別会場を紹介するという。

 同ホールの福田修館長は、停電は敷地内に埋設されている配線の一部に何らかの不具合が生じたことが原因とした上で、「今までこのような停電は起きたことがなかった。利用者には大変申し訳ない」と陳謝した。今後、完全復旧に向けて市などと協議を進める意向を示した。

 17日に予定されている会議室の利用は問題なく、18~20日はもともと保守点検作業のスケジュールが組まれており、利用がないという。

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