新型肺炎 感染予防で中止相次ぐ ぐんまちゃん誕生会や剣道大会
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昨年2月にヤマダグリーンドーム前橋で開かれた「ぐんまちゃんお誕生日会」。このときは約1000人が会場を訪れた(2019年2月24日付より)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、群馬県内でもイベントを中止、縮小する動きが出ている。特に不特定多数が集まる屋内イベントの中止が目立ち、主催者は開催を目前に難しい決断を迫られている。県外で感染ルートが分からない患者が確認されるなど、感染終息の気配は見えず、今後も慎重な判断が続きそうだ。

◎前橋の書展では応援メッセージ募る
 群馬県は18日、前橋市のヤマダグリーンドーム前橋で22日に予定していた「ぐんまちゃんお誕生日会」の中止を決めた。県内外から1000人程度の来場が見込まれ、屋内で開くため、リスクが大きいと判断した。県広報課は「子どもやお年寄りが多く、感染者がいた場合の影響が大きい。苦渋の決断」としている。

 みどり市内で22、23の両日に予定されていた中学生剣道の全国大会「東の風大会」も18日、中止が決まった。17都府県から1000人が集まる大規模な大会。感染者が確認されている地域の中学校も出場を予定していた。古美門君夫実行委員長(70)は「1000人が体育館に集まる上、剣道は接近戦でもある。残念だが、子どもたちの安全を第一に考えた」と話した。

 前橋市の昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)で21~23日に開かれる日中書道展は初日の開幕式と最終日の講習会を中止。開幕式の代わりに、書家や来場者に中国への応援メッセージを書いてもらう時間を設ける。主催する翰墨かんぼく書道会の郭同慶かく どうけい会長(63)=同市=は「中国を応援し、国内の感染が広がらないことを願う。書家としてできることをしたい」と話している。

 太田市医師会と同市は人気テレビ番組「笑点」に出演する山田たかおさんの23日の講演会中止を決定。アサヒ飲料(東京都)は館林市の群馬工場内にある見学施設「『カルピス』みらいのミュージアム」の工場見学を当面の間、休止することを決めた。広報担当者は「感染拡大の状況をつくらないようにする」と話した。

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