非行少年の摘発 19年は397人 10年前の4分の1で戦後最少に
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 2019年に群馬県警が摘発した20歳未満の非行少年は前年比76人減の397人(確定値)で、戦後最少を更新したことが県警のまとめで分かった。10年(1666人)のおよそ4分の1となった。スマートフォンや会員制交流サイト(SNS)の普及で、少年らの遊び方や生活環境が変化したことが要因とみられる。

 少年課によると、罪を犯した14~19歳の少年のうち、刑法犯で摘発されたのは283人。このうち窃盗犯が145人で約5割を占めた。暴行や傷害、脅迫などの粗暴犯が62人、詐欺などの知能犯が24人と続いた。

 刑法犯少年で、2人以上で犯行に及ぶ共犯率は28.2%で、過去10年間で最も高かった。昨年4月、大泉町の駐車場で男子高校生を脅し、殴る蹴るの暴行を加えて現金を奪った強盗致傷容疑の前橋市の少年=当時(17)=らを含む凶悪犯は15人だった。

 喫煙や飲酒、深夜徘徊はいかいで補導された不良行為少年は前年比961人減の2358人。10年(2万1546人)の約1割だった。

 非行防止対策の一環として、同課は県内各署と連携し、小学生らを対象とした万引防止教室を開いている。「非行に関わらないだけでなく、SNSで知り合った人による誘拐などに巻き込まれないよう気を付けてほしい」と注意を呼び掛けている。

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