患者等搬送事業者 伊勢崎で認定第1号
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認定を受けた介護タクシー天の川と武井さん

 救急車の適正利用につなげるため、緊急性のない傷病者らを民間業者が医療機関などに搬送する「患者等搬送事業者」として、群馬県玉村町に拠点を置く「介護タクシー天の川」が18日、伊勢崎市消防本部の認定を受けた。県内は現在9業者が認定されているが、同消防本部管内では第1号となる。

 同事業は傷病者、障害者、寝たきりの高齢者らを対象に、消防本部の認定を受けた業者が有料で行う送迎サービス。患者の転院搬送や、入院中に一時帰宅する時などに寝たまま移動できる。適任者講習を受けた乗務員がいること、車両に必要な機材をそろえていることなどが認定基準となっている。

 「天の川」は准看護師の資格を持つ武井佳奈子さん(44)=玉村町樋越=が昨年4月に開業した。介護施設で看護職員として働いていた時、利用者から「(亡くなる前に)墓参りに行きたい」という声を聞くことが多かったことがきっかけとなった。

 認定事業者になることで、より安心して利用してもらうのが目的。寝台は使い捨てのシーツを使うなど特に感染予防に気を使っている。

 武井さんは「自分の大切な人を乗せたいと思えるタクシーを目指した。この後もどんどん認定事業者が続いてほしい」と話している。

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