別アパートに銃弾 待ち伏せて襲撃か 桐生組員射殺から1カ月
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事件があったアパートの駐車場周辺を調べる捜査員(1月25日付紙面より)
子どもたちの登校を見守る警察や学校関係者ら(1月28日付紙面より)

 群馬県桐生市天神町で指定暴力団山口組系の組員の男性=当時(51)=が拳銃で射殺された事件は24日で発生から1カ月を迎える。現場近くのアパートから、銃弾1発が外壁にめり込んだ状態で見つかっていたことが新たに判明。犯人が組員の帰宅時を待ち伏せして襲撃したとみて、桐生署の捜査本部は恨みにつながるようなトラブルの有無などについて、複数の関係者から話を聞くなど解明を急いでいる。

◎犯人の足取りは 警察の捜査続く
 捜査関係者によると、現場からは複数の薬きょうが残されていたほか、組員の住居とは別のアパートの外壁にめり込んでいた銃弾が見つかったという。組員が帰宅しようとしたところを駐車場で銃撃されたとみられている。

 事件は1月24日午後7時ごろに発生。組員が頭と胸を撃たれ、市内の病院に搬送されたが死亡した。胸の銃弾は貫通していた。2~3人が車に乗って現場から立ち去ったとの目撃情報もある。

 捜査本部は現在115人態勢で調べを進めている。組員を巡る交友関係やトラブルの有無などを中心に関係者への聞き取りを行っているほか、周辺の聞き込みや、防犯カメラやドライブレコーダーの映像を分析するなどして犯人の特定を急いでいる。

 現場は群馬大桐生キャンパスに近い閑静な住宅街。拳銃使用による殺害事件に対して地元の不安が大きいことから、桐生市は青色防犯パトロール車による旧市内全域の巡回強化を続けている。

 複数の住民によると、事件当時に複数の男が言い争うような声や2発の銃声がしたという。現場近くの群馬大理工学部の男子学生(23)は「早く犯人が捕まってほしい」と不安そうに話した。

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