古墳石室 動画で 吉岡町教育委員会が内部を紹介
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案内板のQRコードを読み取ると動画を見ることができる

 群馬県の吉岡町内にある古墳の特徴を分かりやすく伝えようと、吉岡町教育委員会は県指定史跡「三津屋古墳」と町指定史跡「南下古墳群」を紹介する動画を制作した。南下古墳群は通常立ち入ることのできない5基の石室内部を撮影。展開図なども交えて編集した。現地の案内板に貼付したQRコードをスマートフォンで読み取ると視聴できる。

 南下古墳群(A~F号)は、6世紀後半から7世紀末まで築造年代の異なるA~E号の5基にそれぞれ石室がある。自然石を多用した手法から、加工した石を組んだ精緻な手法へと構築技術が進化する様子を見てとれるのが特徴だ。石材に作業用に引いたとみられる赤色の線や加工の跡、しっくいの痕跡が残る石室もある。以前は内部を公開していたが、傷みで崩れる危険があるため、数年前から一般の立ち入りを禁止している。

 内部の見学を希望する声があり、初めて映像で紹介することにした。珍しい八角形墳で、石室を公開している三津屋古墳も加え計6本を制作。上毛新聞社が撮影編集した。

 それぞれの古墳の案内板に、動画を再生できるQRコードを取り付けた。町文化財センターの大沢弘幸所長は「現地で実物を見て大きさを実感しながら石室内部の様子を動画で確認してほしい」と話している。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」、町教委のホームページや同センター展示室でも視聴できる。

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