《新型コロナ》県立高 卒業式縮小 県内で公演や大会 中止相次ぐ
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 新型コロナウイルスへの対応で、群馬県教委は27日、県立高校や特別支援学校高等部の卒業式を縮小する方針を決め各学校に通知した。自治体などが計画し、多数の参加が見込まれていた各地のイベントの中止決定も相次いだ。

 県教委によると、卒業式は予定通り3月2日に行うものの、あいさつなどを簡略化。在校生は原則参加せず、保護者の出席は卒業生1人当たり1人とする。来賓の数も最小限にする。

 文部科学省の通知や県の基準を踏まえ決めた。県教委は「今後1~2週間の対応が感染を抑えられるかの分岐点とされている。卒業生や保護者に理解いただきたい」としている。入学式についても検討する。

 イベント見合わせも相次ぐ。群馬交響楽団は27日、高崎芸術劇場で29日に予定していた定期演奏会を中止すると決めた。チケットは完売しており、払い戻しについてはあらためてホームページ上で公表する。

 群響合唱団約300人の新ホールデビューとなる公演で、マーラーの交響曲第2番「復活」を演奏する予定だった。合唱団は昨年10月から練習を重ねてきたが、政府の自粛要請を受け、「来場者と出演者の健康、安全面を第一に考慮し、判断した」としている。

 太田市などは3月1日に市新田文化会館で開く予定だった古今狂言会の中止を決定。狂言師の野村万蔵さんらが出演予定だった。安中市の秋間梅林では、同7日の開花祭を取りやめる。

 上毛新聞社などが主催するドッジボールの第29回ミルクカップ選手権大会(2月29日、前橋市)、駅伝の第30回記念大会クラブ対抗少年少女競走大会「ライスカップ駅伝」(3月7日、同市)、スキーの県小学生総合体育大会(7、13、14日、みなかみ町、嬬恋村)もそれぞれ中止。玉村町で8日に予定していた歌手の八神純子さんの公演(同社主催)も中止される。

 前橋文学館が計画していた詩人の和合亮一さんの作品の朗読イベント(2月29日)や、桐生市で同日予定されていた「安吾忌の集い」も中止となった。

◎新型肺炎 相談の電話窓口を拡大 高崎市
 新型コロナウイルスに関し、高崎市保健所は27日、予防法など緊急性のない相談を受ける「市民向け電話相談窓口」(電話027-381-6113、6114)を新設した。受付時間は平日午前8時半~午後5時15分。相談先を分散し、混乱のないようにするのが目的という。

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