急な休校迫り 前橋時沢小 前倒しで送る会 渋川南小も最後の一日
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前倒しで開かれた前橋時沢小の6年生を送る会
荷物を手に下校する児童。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多くの学校が一斉休校となる=28日、渋川市内

◎マスク着用で万全に…前橋時沢小
 休校を前に、群馬県の前橋時沢小では27日、週明けに予定していた6年生を送る会を、マスクを着用するなど予防措置を講じた上で前倒しで開催した。

 在校生代表が「6年生が卒業するとさみしくなるけど、これからはぼくたちが学校を引っ張っていきます」と言葉を贈った。練習を重ねてきた楽器演奏や劇なども披露した。

◎「もっと学校にいたかった」…渋川南小
 「今日が小学校生活最後の日となってしまいました」。28日、渋川南小の6年生30人を前に、担任の片桐佳代子教諭が話した。この日が最後のホームルームになった。児童からは「もっと学校にいたい」「もっと給食が食べたい」など声が次々と上がった。

 角田和志校長は「自分色の花を咲かせられるよう努力し、中学校に行っても顔を見せてほしい」と激励。子どもたちは2人を前に、これまでの学校生活で練習してきた思い出の合唱曲3曲を歌い上げ、小学校生活の集大成を飾った。

 「こんな形で最後を迎えるのは嫌」と思っていた中村燎君は「最後に全員で合唱でき、思い出になった」と笑顔になった。

 5日に保護者を招き、製作した座布団をプレゼントし、合唱を披露する「巣立ちの会」を開く予定だったが、中止になった。富沢未羽さんは「ピアノ伴奏をする予定だった。演奏している姿を親に見てほしかった」と肩を落とした。

 近内竜登君は「みんなと一緒にもっと遊びたかったし、勉強もしたかった。卒業式は盛大にやりたかったので悲しい」と話した。

 片桐教諭は「まだ現状を受け止め切れていない部分はあるが、子どもたちの健康のためには休校は仕方がない」と話した。

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