誤情報 県内でも買い占め トイレットペーパー「在庫は十分」
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響でトイレットペーパーなどの日用品を買い占める動きがあり、群馬県内の店舗も29日、商品を買い求める人で混雑した。インターネット上の「マスクの次に不足」とのデマ情報が原因とされる。関連団体や企業は「在庫は十分。冷静に行動して」と呼び掛けている。

 高崎市内のドラッグストアでは同日午前9時の開店前に約50人が並んだ。ティッシュやトイレットペーパーは個数制限を設けたが、開店してから1時間で完売した。男性店員は「週明け以降は販売できる見込みだが、特定の人が買い占めれば在庫がなくなってしまう。冷静に行動してほしい」と呼び掛けた。

 前橋市の大型商業施設でポケットティッシュなどを購入した同市の女性(70)は「売り場で品薄なのを見るとつい心配になって買ってしまう」と不安そう。28、29日にスーパーなど計9店を巡ったという太田市の50代女性会社員は「まだ手に入らない。自宅の予備は残り少ない。知人から分けてもらえるかもしれないが、この状態が続けばそれも難しいかも」と肩を落とした。

 日本家庭紙工業会は、ほとんどが国内生産で通常通り生産、供給しているとの見解を公表。生理用品や紙おむつを手掛ける国内大手メーカーの担当者も「原料供給に問題はなく、マスク増産で影響は出ない」と話した。

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