150年前のイタリア人旅行記 実業家の徳永さん現地で入手、市に贈る 前橋
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座繰りや養蚕の様子を描写した挿絵が掲載されている
山本市長に旅行記を手渡す徳永さん(中央)。左は富沢さん

 生糸で栄えた明治期の前橋を紹介する150年前に出版されたイタリア人の旅行記を、前橋市出身でイタリア・オルビエート市在住の実業家、徳永詢(まこと)さん(70)が同国内で入手し、6日に前橋市に寄贈した。市は「優れた生糸を産出していた前橋を初めて欧州に紹介した貴重な史料」と位置付け、12日から市立図書館で展示する。

 横浜に赴任したイタリア初代公使のヴィットリオ・サリエ・ドゥ・ラ・トゥール伯爵ら7人が69年6月に本県や埼玉などを21日間にわたって視察した際に随行したピエトロ・サビオ書記官が執筆した。評判を呼び飛ぶように売れたという。国内では国立国会図書館と京都外語大に1冊ずつしかないとされる。

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