新型コロナウイルス 新たに4人が陽性 大泉町でクラスター断定
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群馬県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大で、群馬県は17日、男性医師らが感染した大泉町の診療所「ましも内科・胃腸科」に関し、外来受診した同町の50代女性ら濃厚接触者3人の感染が確認されたと発表した。すでに感染していた太田市の保育士と同居する70代の父親の感染も判明した。今回の4人を加え、県内の感染者は計10人となった。

◎保育士と同居の父親、診療所の職員2人と受診者1人
 同診療所関連の感染は7人となり、県はクラスター(感染者集団)が発生したと断定。18日夕にも厚生労働省の専門家チームが館林保健所を訪れると明らかにした。17日の記者会見で武藤幸夫健康福祉部長は「感染経路の特定に向けて指導を受けたい」とした。

 県によると、同町の50代女性は6、11の両日に同診療所を受診した際、いずれも男性医師の診察を受けた。16日に発熱があったため、帰国者・接触者外来を設ける県内の医療機関を受診、感染の疑いがあるとして17日にPCR検査を受けた。同日の時点で症状は軽いという。

 同診療所で他に感染が確認されたのは、男性医師の往診時に運転手をしていた同町の70代男性と、事務職員の太田市の50代女性。判明済みの感染者と院内の業務で接触していた。12~15日にそれぞれ発熱やせきなどの症状が出た。2人とも重症化していない。

 保育士の父親は濃厚接触者として、16日まで県が健康観察を続けていた。12、14の両日にPCR検査をし、いずれも陰性だった。12日には妻の感染も確認されており、県は家庭内感染があったとみている。

 父親の複数回の検査について、武藤部長は「同居の家族が発症し濃厚接触の度合いが高く、基礎疾患もあったため念入りに対応した」と説明した。

◎太田のあおぞら保育園 23日から再開へ 園児や職員 PCR陽性なし
 女性保育士の新型コロナウイルス感染を受けて休園中の太田市の木崎あおぞら保育園について、市は17日、23日からの通常保育再開を認めることを決めた。

 濃厚接触者の園児や職員に対する2週間の健康観察期間が経過し、PCR検査の陽性判定がなかったことなどが理由。新たな発症者が出た場合は再検討する。

 木崎地区にある三つの放課後児童クラブと、木崎小こどもプラッツも23日から再開する。

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